茶道具はどんな時に、どのように使うのでしょう?

1. ご自宅で抹茶を点てる時に必要な基本の道具
| 茶 道 具 | 道 具 名 | 用 途 |
![]() | 茶 筅 | 抹茶を点てる唯一無二の道具。「数穂」「荒穂」「80本立て」と数種類あります。初心者には「数穂」「80本立て」がお勧めです。 |
![]() | 茶 碗 | 陶器(陶土と呼ばれる粘土が主原料)と磁器(陶石を砕いた石粉が主原料)があります。 個人の好みはありますが、初心者は汚れが付きにくい磁器が、また正面がわかりやすいように図柄があるものがお勧めです。抹茶茶碗だけでなく、カフェオレボールなども使うことができます。 |
![]() | 茶 杓 | 抹茶をすくう竹製のものが一般的です。ご自宅では抹茶が救えるものであれば、漆塗りのスプーンなどを使うことができます。 |
![]() | 建 水 | 茶碗をすすいだ後のお湯や水をすてる器。金物、陶磁器、プラスチックでできたもの、色々ありますが、直径10cm程度の大きさなら、何でも建水として使うことができます。 |

2. テーブルでもてなす時に必要な道具
1.の基本の道具に追加して以下の道具をご用意ください。
| 茶 道 具 | 道 具 名 | 用 途 |
![]() | 棗 | 抹茶を入れる器です。なつめの実の形に似ていることから、こう呼ばれています。小棗、中棗、大棗などがあり漆塗りが一般的で、中棗がよく使われます。ご自宅では蓋のある入れ物も棗のかわりとして使うことができます。珍味入れのような小型の蓋物がよいでしょう。 |
![]() | 茶 巾 | 抹茶を点てる前にお茶碗をお湯で温め、すすぎます。お湯を捨てた後、その濡れた茶碗を拭くための布です。麻布でできているものが一般的です。流派によって、幅の長さに違いがあります。ご自宅では、キッチンペーパーなどを代わりに使ってもよいでしょう。 |
![]() | 帛 紗 | 抹茶を点てるお点前の際、棗や茶杓を清める時に使われる絹製の布です。最近はポリエステル製の帛紗も販売されています。基本的に女性は赤、朱色、男性は紫が使われますが、流派によって違います。 |
![]() | ポットや小さい薬缶 | テーブルでもてなすには、お湯を身近に置いておく必要があります。保温ポット、小さめの薬缶、電気ポット、小さめの魔法瓶など、ご自宅にある物を活用してください。 |

3. 茶室でもてなす時に必要な道具
1.2のポット以外の道具に追加して以下の道具をご用意ください。
| 茶 道 具 | 道 具 名 | 用 途 |
![]() | 釜 | 鉄製のお湯を沸かすお釜です。5月~10月までは小さめのお釜(風炉)、11月~4月までは大きめのお釜(炉)を使います。 |
![]() | 蓋 置 | 茶釜の蓋や柄杓(ひしゃく)の合(ごう)を置くために用いられます。釜は熱くなるため、蓋を置く場所として、また柄杓を一時的に置く場所として不可欠です。竹や陶磁器、金属でできており、竹の場合は、風炉と炉の時期で大きさや節の位置が違います。 |
![]() | 柄 杓 | お点前中にお湯やお水をくむ竹製の道具です。柄杓は単なる道具ではなく、亭主がお茶を点てる心構えを整えるための象徴的な意味も持ちます。風炉と炉の時期では大きさが違います。 |
![]() | 風炉先屏風 | 茶室で風炉(茶を点てるための移動式炉)の先に立て、仕切りとして用いられる二つ折りの屏風です。主に風除け、背景として茶道具を引き立てる、客座と点前座を隔て、空間を引き締める役割があります。 |
![]() | 古帛紗 | 人数の多いお茶会では、亭主が抹茶を点てる以外に水屋(バックヤードやキッチン)のスタッフが人数分の抹茶を点ててお客様にお出しします。その際に、古帛紗にお茶碗をのせてお出しします。 |

4. お客様として必要な道具
| 茶 道 具 | 道 具 名 | 用 途 |
![]() | 懐 紙 | 和紙を二つ折りにした小ぶりの紙の束で、一帖、二帖と数え、束のままで使います。古くは懐に入れて持ち歩いたことから「懐紙」と呼ばれます。お菓子をのせてお皿代わりにしてお菓子をいただいたり、茶碗を拭いたり、お茶をいただいた後に吸い口を清めた指を拭くなどに使います。 |
![]() | 菓子切り | 和菓子を食べる際に使い、お菓子を切り分けて食べるためのものです。茶道では、懐紙と合わせて使われ、お菓子を品よくいただくために用いられます。 |
| 扇 子 | 客であることの印です。挨拶や作法、そして相手への敬意を表すための重要な道具です。具体的には、茶室への入室時、お客様との挨拶時、茶道具を拝見する時などに、閉じた扇子を自分の膝前に置いて「結界」を意味する道具として使用します。決して広げて涼むことはしません。 | |
![]() | 白ソックス 替え足袋 | 洋服の場合は白いソックス 和装の場合は、替えの足袋をご用意ください。 (足袋カバーを履き、茶室に入る前にカバーを脱ぐと簡単です) |
















